今 は 昔 ・・・

  14, 2011 18:30

今日は札幌から妹夫婦が一ヶ月振りに遊びに来て、
楽しい一日になりました。

高速で一時間の処に住んでいるのに中々逢えずにいる姉妹です。

七月に目出たくおじいちゃん・おばあちゃんになった妹夫婦

私には、いつの事やら!!



---今 昔 物 語---

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兄弟二人、萱草・紫苑を植うる語 (現代語訳)
 


今は昔、

あるところに二人の男の子がいた。

ある時、父親が死んでしまったので、二人は嘆き悲しみ、

どれだけ年月を重ねても忘れる事が出来なかった。
 


二人は父親を土に埋葬し、恋しい時には一緒に墓に行き、

涙を流して、我が身の憂いも嘆きも、

生きた親に向かって話すように語って帰って行った。



やがて年月を重ね、二人は朝廷に仕えて、

私事を顧みる事も出来ないほど忙しい身となってしまったので、



兄は「わたしはこのままでは慰められそうにない。萱草(かんぞう)という草は、

見る人の思いを忘れさせてしまうと言う。墓の辺に植えてみよう」

と、萱草を植えた。



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 その後、弟は事ある毎に兄の家に行き、

「いつものように墓参りに行きましょう」と誘うのだったが、

兄はなかなか都合が付かず、一緒に墓参りする事はなくなってしまった。




 弟はそんな兄の態度を嘆かわしく思った。


「私たち二人は父を恋い慕うその心をよりどころにして、毎日を過ごしてきた。

兄は既に忘れてしまったと言うが、私は絶対に忘れまい」 と心に念じ、


「紫苑という草は、見た人の心にあるものを決して忘れさせないと聞く」

 と、紫苑を墓の辺に植え、いつもそこに行って紫苑の花を見ていたので、

いよいよ忘れる事はなかった。

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 このようにして年を送っていたのだが、

ある日いつものように弟が墓参りをすると、突然、墓の中から声がした。



「私はお前の父親の屍を守る鬼である」
 

弟はこの声を聞き、恐ろしさのあまり声も出ず答えずにいると、

墓の中の鬼は優しい声で続けた。


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「何も恐れる必要はない。父親と同様、私がお前を守ってやろう。

お前が父親を恋い慕うその気持ちは、年月を送るといえども全く変わらなかった。


お前の兄はお前と同様に悲しんでいるように見えたが、

忘れ草の萱草を植えて、望み通りに父親の事を忘れる事が出来た。


一方のお前は紫苑を植えて、これも望み通りに父親の事を忘れる事がなかった。


お前の父親を慕うその志の並ならぬ事に感心した。

私は鬼の身とは言えども、慈悲の心があり、ものを哀れむ心は深いつもりだ。


私はその日に起こる善悪の事を予知する力がある。

お前の為にこの予言を夢で知らせてやろう」



 弟は涙を流してこれを喜んだ。

 
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それからというもの、弟はその日に起こる事を毎日夢で見た。

身の上に起こる全ての事をはっきりと予知する事が出来た。

これは親を恋い慕う心が深かったからである。
 


 このような事から、嬉しいことのある人は忘れな草の紫苑を植え、


また憂いのある人は忘れ草の萱草を植えて、


いつも見るべきであると語り伝えられている。





如何でしたか?


さて貴方はどちらでしょうか・・・

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平安時代の「今昔物語」にも出てくるシオン(紫苑)の花言葉は
「遠方にある人を思う」「思い出」「君を忘れない」「追憶」
別名 「鬼の醜草」(おにのしこくさ)
「春」をつけたら 春紫苑

別属の近種に「ヒメジョオン」があり、
簡単な両者の見分け方は、つぼみの時に、
うなだれているのが「春紫苑」、うなだれていないのが「姫女菀 」



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