薔薇は薔薇!!!

  20, 2014 10:45
やっと雨が上がり、

雲の間からほんの少しだけ青空が覗いて・・・嬉しいですね。





DSC09692.jpg



サボテンの棘は葉が変化したものですが、薔薇の棘は茎の表皮が変形したもの。

薔薇は棘を持つことで草食動物からの被害を減らしています。


 たとえ新芽などを食べられることはあっても、茎までは食べられることはありません。
 

そして、草食でない動物も棘にさされると痛いので避けるので、身が 守れます。 


 
DSC09687.jpg


「美しいバラにはトゲがある」といわれますが、

クレオパトラは恋人のアントニウスを迎える部屋の床にバラを敷きつめ、

マリー・アントワネットは寝室をバラ模様で埋めようとしたし、

ナポレオン皇妃のジョセフィーヌは約二百五十種を集めたバラ園を造りました。



DSC09691.jpg
 


バラに魅了されたのは女性だけではありません。
 

ドイツの詩人リルケはバラについての美しい詩をいくつも残しましたが、

バラの棘に刺された傷がもとで急性白血病の徴候が生じサナトリウムに入院、

白血病により51歳で死去。


DSC09689.jpg


遺言によって墓碑銘に指定された詩
Rose, oh reiner Widerspruch, Lust,
Niemandes Schlaf zu sein unter soviel
Lidern.

薔薇よ、おお純粋なる矛盾、
それだけ多くのまぶたの下に、誰の眠りも宿さぬことの
喜びよ



DSC09688.jpg 



野 ば ら 

Franz Peter Schubert   Heidenröslein  Op.3-3 D.257
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ 作詞 

DSC09693a.jpg



童は見たり 野中のばら
清らに咲ける その色愛でつ
あかず眺むる
紅におう 野中のばら
   
手折りて行かん 野中のばら
手折らば手折れ 思い出ぐさに
君を刺さん
紅におう 野中のばら
    
童は折りぬ 野中のばら
手折りてあわれ 清らの色香
永久にあせぬ紅におう 野中のばら


DSC09675.jpg 



1815年の数多いゲーテ歌曲のひとつ。


歌詞はドイツの民謡 『あれ野のばら』 をもとにして、
ゲーテが民謡風に歌った、 1771年の作品で、ウェルナーが曲をつけたものも有名です。



DSC09694.jpg 


1770年、当時21歳の学生だったゲーテは友人に連れられて、
ゼーゼンハイムという 田舎の村の牧師の家を訪れました。


そのとき紹介された、牧師の家の三女・ブロンドのおさげ髪のフリーデリーケにゲーテはひとめぼれし、
やがてふたりは恋に落ちました。


DSC09684.jpg 


フリーデリーケは18歳。ふたりの交際は、ほぼ1年にわたって続きましたが、
大学を卒業したゲーテは何もいわず彼女のもとを去っていってしまいました。

「野ばら」 が書かれたのはその後のこと。 



残されたフリーデリーケはずっと独身のまま、その生涯を終えたそうです。



清らかに咲くバラが無情にも折られてしまう詩は、ゲーテが恋人を裏切り、
 類い稀な美しい心を深く傷つけてしまった自責の念か・・・







花びらの傷んだ薔薇ばかりでごめんなさい。

でも 薔薇は薔薇。


明日は待ちに待った土曜日 素敵な休日になりますように。



DSC09690.jpg
   
~いつも 変わらぬ応援 ありがとうございます~ 




今日のあなたの応援が  
明日の私の励みになって・・・      
        ポチっとね~~      

にほんブログ村 写真ブログ 散歩写真へ 






 

スポンサーサイト

0 Comments

Post a comment

What's New