星が一つ落ちる時・・・

  13, 2013 11:00
天気予報では、雪マークがずらっと並んでいたのに

さっぱり雪が降らなくって心配していましたが今朝やっと雪が舞い始めました。


雪を待ち侘びる程 雪が珍しい訳じゃないけれど・・・


このままじゃ、


"White Christmas"
にならないよぉ~~~




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クリスマスのお話じゃないけれど

何故かこのシーズンになると私が想いだすお話NO1



休日前夜のひと時、

たまには童心にかえってみては如何?



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マッチ売りの少女

昔々、雪の降りしきる大みそかの晩。


 みすぼらしい服を着たマッチ売りの少女が、
寒さにふるえながら一生懸命通る人に呼びかけていました。


「マッチは、いかが。マッチは、いかがですか。誰か、マッチを買ってください」
 でも、誰も立ち止まってくれません。

「お願い、一本でもいいんです。誰か、マッチを買ってください」


 

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今日はまだ、一本も売れていません。

 場所を変えようと、少女が歩きはじめた時です。
 

目の前を一台の馬車が、走りぬけました。


 危ない!
 

少女は慌てて避けようとして雪の上に転んでしまい、

そのはずみに靴を飛ばしてしまいました。
 


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 お母さんのお古の靴で少女の足には大きすぎましたが、

少女の持っているたった1つのくつなのです。


 少女はあちらこちら探しましたが、どうしても見つかりません。

 しかたなく、裸足のままで歩き出しました。

 冷たい雪の上を行くうちに、少女の足はぶどう色に変わっていきました。



 しばらく行くと、どこからか肉を焼く臭いがしてきました。

「ああ、いいにおい。・・・お腹がすいたなあー」

 でも少女は、帰ろうとしません。

 マッチが一本も売れないまま家に帰っても、

お父さんはけっして家に入れてくれません。
 

それどころか、


「この、役立たずめ!」と、ひどくぶたれるのです。


 少女は寒さを避けるために、家と家との間に入ってしゃがみこみました。

 それでも、じんじんとこごえそうです。

「そうだわ、マッチをすって暖まろう」

 そう言って、一本のマッチを壁にすりつけました。
 

シュッ。

 マッチの火は、とても暖かでした。

 少女はいつの間にか、勢いよく燃えるストーブの前に座っているような気がしました。

なんて、暖かいんだろう。・・・ああ、いい気持ち」

 少女がストーブに手をのばそうとしたとたん、

マッチの火は消えて、ストーブもかき消すようになくなってしまいました。


 少女はまた、マッチをすってみました。
 

あたりは、ぱあーっと明るくなり、光が壁をてらすと、

まるで部屋の中にいるような気持ちになりました。


 部屋の中のテーブルには、ごちそうが並んでいます。



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僕たちもお腹すいてましゅ。

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あたち ロビンのゆるゆるウンチがうつったでちゅ。


僕のせいにしないで下しゃい。




 不思議な事に湯気をたてたガチョウの丸焼きが、少女の方へ近づいて来るのです。

「うわっ、おいしそう」

 その時、すうっとマッチの火が消え、

ごちそうも部屋も、あっという間になくなってしまいました。
 

少女はがっかりして、もう一度マッチをすりました。

 すると、どうでしょう。




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 光の中に、大きなクリスマスツリーが浮かびあがっていました。
 

枝には数え切れないくらい、たくさんのロウソクが輝いています。


 思わず少女が近づくと、ツリーはふわっとなくなってしまいました。


 また、マッチの火が消えたのです。

 けれどもロウソクの光は消えずに、ゆっくりと空高くのぼっていきました。


 そしてそれが次々に、星になったのです。


 やがてその星の一つが、長い光の尾を引いて落ちてきました。


「あっ、今、誰かが死んだんだわ」


 少女は、死んだおばあさんの言葉を覚えていました。



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『星が一つ落ちる時、一つの魂が神さまのところへのぼっていくんだよ』
 

少女は、優しかったおばあさんの事を思い出しました。


「ああ、おばあさんに会いたいなー」


 少女はまた、マッチをすりました。


 ぱあーっとあたりが明るくなり、

その光の中で大好きなおばあさんが微笑んでいました。



「おばあさん、わたしも連れてって。

火が消えるといなくなるなんて、いやよ・・・わたし、どこにも行く処がないの」
 

少女はそう言いながら、残っているマッチを一本、また一本と、どんどん燃やし続けました。


 おばあさんは、そっと優しく少女を抱きあげてくれました。

「わあーっ、おばあさんの体は、とっても暖かい」


 やがて二人は光に包まれて、空高くのぼっていきました。




今どきのお子様にこのお話を聞かせると


"どうしてこの子は何も悪い事をしていないのに、酷い目にあうの?"と尋ねるそう。


私の子供の頃は唯々"この子、可哀想" と涙し


今 私は "人には自分の力の及ばない事があり


それを人はさだめと云う"


『理不尽な事に耐えて、腐らず恨まず生きるのが今世の修行なり』 とな。



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